エントランスと本館を繋ぐ100mの散歩道!
京都鉄道博物館の『プロムナード』

※この記事は5分くらいで読めます公開日:2016年04月17日
更新日:2017年07月27日

京都鉄道博物館のプロムナード

 子どもから大人まで大人気の京都鉄道博物館には、エントランスホールから本館までの100mに、駅のプラットホームをイメージしたプロムナードがあります。

 フランス語で「散歩道」を意味するプロムナード(Promenade)は、風が通り抜ける自然な屋外スペースになっていて、歴史的に有名な列車を見ながらゆっくり散歩ができる、なんとも贅沢な散歩道となっています。

歴史に残る有名な列車を1両づつ展示

初代新幹線の0系

0系新幹線

 日本で東海道新幹線が開通した1964年、国鉄の車両技術の結晶として登場した0系21型の大阪方先頭車です。
最高運転速度210km/hは当時世界最速、翌年には東京~新大阪を3時間10分で結びました。
車内には入ることは出来ませんが、窓から当時の車内を見てみましょう。

日本初の長大編成電車、クハ86形

湘南電車

 こちらは日本初の長大編成電車、クハ86形の1号車です。
戦後間もない1950年に製造され、湘南電車の愛称で親しまれました。
オレンジの塗装は湘南色とも呼ばれ、現在でも列車グッズなどのミニチュア模型で見かけます。

銀河鉄道999の蒸気機関車も

蒸気機関車

 銀河鉄道999のモデルにもなったことで有名な、国鉄C62形蒸気機関車(通称シロクニ)です。
京都鉄道博物館では、このシロクニなどがSLスチーム号として、実際に客車を牽引しており、大人気のプログラムとなっています。

車両の中を見学できるイベントも

湘南電車の車内

 普段はプロムナードに展示されている車両の多くは、中に入ることはできませんが、一般公開イベントの際には貴重な車両に入ることができます。

寝台列車の車内

 こちらは皇族や貴賓専用の寝台車、マロネフ59形の車内です。

オリジナルのお弁当も販売しているブルートレイン

ブルートレイン

 走るホテルと称され、ブルートレインの愛称で親しまれた20系寝台特急列車の食堂車も営業しています。

ブルートレイン

1970年に製造され、長い間多くの人を乗せて食事を提供してきた車両が、引退後もまたここで食事を提供して活躍するというのは、何とも感慨深いものがありますね。

オリジナルお弁当の販売も

京都鉄道博物館のお弁当

 プロムナードでは京都鉄道博物館限定のオリジナルお弁当箱を販売しており、ブルートレインでも注文ができます。

大人気のウメテツランチBOX

ウメテツランチBOX

 イチオシのウメテツランチBOX(1,500円)は、家に持ち帰ってお弁当箱としても使えます。

ウメテツランチBOX

 お弁当の具も、小さな子が好きなチキンライスやウインナー。ポテト、唐揚げ、オムライス、ハンバーグ、チキンカツ・・とボリューム満点です。

お弁当販売

 プロムナードの一画で販売しているお弁当は、ブルートレインだけではなく、本館屋上のスカイテラスや休憩室でも食べることができますよ。

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