京都水族館に金色のオニオコゼが仲間入り

※この記事は7分くらいで読めます公開日:2015年01月10日
更新日:2015年03月21日

京都水族館の金色のオコゼ

 2014年6月、京都水族館に新しい生きものが仲間入りしました。
その生きものとは・・珍しい金色に輝く『オニオコゼ』です。
2014年の5月末に京都府の北部(ほぼ最北端)にある丹後半島の伊根町沖の定置網にかかった個体で、「京都産」のオニオコゼです。

金色のオニオコゼのいる場所

京都水族館の地図

 京都水族館の金色のオコゼは、『海洋ゾーン 京の海』にいます。
小さな水槽に他の魚と分けて展示されています。※ マップをクリックでパンフレットのスキャン画像を表示

どう見ても金色で・・目立ちまくりです

金色のオニオコゼ

通常は擬態の名人

 ご覧のように一見して金色に輝いているため、かなりの存在感です。
通常のオニオコゼは褐色系の体色をしていますが、この個体のように金色やオレンジ一色で統一された珍しいオコゼも発見されています。
このオコゼは体長約20cmですが、大きいものでは30cmくらいまで成長するそうです。

金色のオニオコゼ

 また、通常のオニオコゼは岩やサンゴに擬態します。
その精度は恐ろしく高く、人が見ても見破れないほどの擬態レベルです。
が・・色素細胞の数が少ないことが原因だそうですが、このように金色のオコゼは擬態出来ないため、自然界では捕食される可能性が高くなり、生き残るのが難しいそうです。

金色のオニオコゼ

通常のオニオコゼとの比較

 金色のオニオコゼの水槽には、通常のオニオコゼもいて、その差は歴然というか別の生きものみたいです。
擬態が上手すぎて、比較しようとしても写真で見ると全く分からなくなってしまうのですが、この時は分かりやすいことに、金色のオニオコゼの上に乗っかりました(^^;

金色のオニオコゼ

 横に並んでみるとこの通り。
目立ちすぎて、すぐに捕食されてしまうのも納得ですね・・

金色のオニオコゼ

 そんな自然界でも珍しい金色のオニオコゼが、生きたまま京都水族館に展示されるとは凄いことですよね!(^^
光の加減もありますが、写真のように金色に光り輝いています。
ちなみに、こんな縁起の良さそうな色をしているオニオコゼでも、背びれの棘条(きょくじょう、硬いトゲのこと)に猛毒があり、刺されると腫れ上がり激痛に悩まされるそうです。

オニオコゼ

 ちなみに京都水族館にもいる写真の『オニダルマオコゼ』の毒は、さらに強力で人が刺されると死ぬこともあるほどだそうです。。
魚類でも1,2位を争うトップクラスの毒の持ち主なのに、完璧に擬態する厄介さでダイバーの天敵なのだとか(オニダルマオコゼが攻撃してくるのではなく、気づかずに背中のトゲを踏んでしまう)
でも人間に食べられます(^^;

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