京都水族館の毒のある生きものたち
※この記事は7分くらいで読めます公開日:2015年02月08日
更新日:2015年02月08日
京都水族館には海辺にいる毒のある危険な生きものたちも展示されています。
春から初夏にかけての潮干狩りや、夏の海水浴に行く時に、少しでも危ない生き物もいるというのを知っておくと、転ばぬ先の杖ですよね。
このページでは京都水族館の洞窟水槽にいる6種類の毒のある生きものたちを紹介していますので、ぜひじっくり見て下さい。
【このページの目次】
毒のある生きものたちのいる場所
見た目とは裏腹に・・な『ミノカサゴ』
毒棘で刺します
鰭が蓑(みの、昔の雨具のこと)のように見えるミノカサゴです。
見た目は綺麗な魚ですが、怒らせると毒の棘で攻撃してくる攻撃的な性格のようです。
見た目とは裏腹に・・というのは、魚だけに限った話ではありませんが・・
あの有名人も帽子で被っている『ハコフグ』
観賞用としても人気
一般的なフグが持っている毒(テトロドトキシン)は持っていませんが、毒の粘液(パフトキシン)を出すハコフグです。
カラフルな色と見た目の可愛さで、家での飼育も人気のようです。
ちなみにあの「さかなクン」が被っている帽子のフグも、このハコフグなんですね~(^^
マズイ?本当は美味しい?『キハッソク』
毒粘液を出します
キハッソクという魚で、この魚は毒の粘液を出します。
木を8束(木八束)使うほど炊いてもマズイ魚という意味からキハッソクという名前が付いているそうですが、これは見た目(美味しくなさそうな色合い)のせいで、実際には美味しい魚だそうです。
中学生の時に、海の学校で釣った『ゴンズイ』
毒棘で刺します
ゴンズイは中学生の頃、授業の一環で「海の少年自然の家」に行ったときに釣れた魚です。
ナマズの仲間ですが、何というか・・毒のある魚と知らなくても何となく嫌な予感を感じさせる顔をしてますね。
背びれと胸びれに毒があり、刺されると激痛らしいです・・
気付かずに踏むと危険な『アカエイ』
海水浴場や潮干狩りにも・・
全長2m近くになるアカエイですが、京都水族館に展示されているアカエイはまだ40cmくらいの小さな個体です。
この魚、尾に強力な毒の棘があり、浅い海の砂泥底に生息しているため、海水浴や潮干狩りで気付かずに踏んでしまって刺されることもあるそうです。
ウニはウニでも危ないウニの『ガンガゼ』
ウニの一種
ガンガゼという名前のウニの一種です。
普通のウニ(ムラサキウニやバフンウニ)は人の皮膚にはなかなか刺さりませんが、このガンガゼの長い棘は鋭く毒があり、人の皮膚にも簡単に突き刺さるそうで、激痛だそうです。。