京都水族館のすぐ横にある『市電ひろば』

※この記事は7分くらいで読めます公開日:2015年01月26日
更新日:2015年02月23日

京都市電ひろば

 京都水族館のある梅小路公園には、日本で唯一の蒸気機関車専門の梅小路蒸気機関車館があり、運転席に座れる蒸気機関車やミニチュア、実際に約10分間の走る蒸気機関車「SL号」に乗ることも出来ます。
京都水族館と梅小路蒸気機関車館の両方を見ると、なかなかの体力と時間が必要になるのですが、水族館の帰りにもう少し子どもが遊んで帰りたい・・という時には、2014年3月に出来た無料の『市電ひろば』がオススメです。
京都水族館の真横にあり、電車が好きな子どもは、ここで遊んでいるだけでも満足出来ます(^^

【このページの目次】

市電ひろばの場所や営業時間

京都市電ひろばの営業時間
  • 営業時間:午前10:00~午後6時(市電カフェ)
  • 料金:無料
  • 場所:京都水族館の西隣
  • 車両:4両(市電カフェ1両、市電ショップ1両、休憩用2両)

京都市電の歴史と市電ひろばの誕生

京都市電ひろばの休憩車両

 京都市電は、明治45年(1912年)に烏丸線、四条線、丸太町線、千本・大宮線の4路線で営業を開始しました。
京都の発展とともに路線を拡大し、市内の主たる交通機関として活躍しましたが、自動車が増加する中で経営環境はだんだんと悪化し、昭和53年(1978年)9月にその歴史に幕を閉じたのです。
市電ひろばは、長年市民の足として親しまれた市電を活用し、楽しさと新しい憩いの空間を提供できるように・・との思いで平成26年(2013年)に整備されました。
市電ひろばにある4両の車両のうち、後方の2両は自由に休憩できる車両となっています。

市電の客席

自由に出入りできる休憩車両

 2両ある休憩車両の中は当時のレトロな雰囲気そのままに、大人も子どもも落ち着いて休憩できます。
がっ・・子どもは休憩するよりも遊びに夢中です。
特に長男は電車が好きなので、ここでいるだけでも楽しいようです。

市電の運転席

 休憩車両には当時の運転席もそのまま残されていますので、小さな子はこの近くで運転手さんになったつもりで遊んでいます(レバーなどに触るのはNGです)
この2つの休憩車両は自由に入れて、嬉しいことに無料です。
電車好きのお子さんは、ぜひ連れてきてあげて下さい(^^

電車のグッズや京都のお土産がある『市電ショップ』

京都市電ひろばの市電ショップ

 4両ある市電の1つ、703号車では車両の中がこのようにお店になっています。
当時の市電の大きさそのままのため、若干狭い感は否めませんが、子どもが喜ぶ電車グッズはもちろん、京都のお土産も販売しています。
写真の左をよく見ると、滋賀の「ひこにゃん」も売ってます(^^;
※ 以前、彦根城に「ひこにゃん」を見に行きましたが実物は可愛いですね~。

京都のお土産

管理人の好物、生八ッ橋も

 いきなり京都のお土産コーナーに生八ッ橋発見!
何を隠そう、私ゆうは自他ともに認める生八ッ橋好きです。
よく駅のキオスクで、写真の小さい生八ッ橋を仕事帰りに買ってお茶と食べます。
土曜の昼下がりという感じがして最高です。

生八ッ橋

 もちろんこの日も買って帰って、その日の夜にお茶と食べました(^^;
他にも京漬物もたくさん売っていました。気軽に家で食べられるくらいの小さなサイズが多かったです。

辻利の抹茶ラスク

辻利の抹茶ラスクもオススメ

ちょっとした京都のお土産に辻利の抹茶ラスクが手頃な価格でお勧めです。
辻利は京都のお茶屋さんで、お店で食べられるほとんどのパフェが1,000円以上することでも有名です。
この抹茶ラスクはサクサクのラスクと抹茶チョコレートが合って、上品な甘さで重くなく、本当に美味しいです。

電車の中でも食事や喫茶が出来る『市電カフェ』

京都市電ひろばの市電カフェ

 505号車は、車両の中で食事や喫茶が出来る市電カフェになっています。
電車の中で食事する機会はめったにないので、子どもは嬉しいんじゃないかと思います(うちの子どもたちは休憩車両に夢中でしたが・・)

市電カフェのメニュー

お得3点セット

 メニューには電車の吊り輪の形をした「カタカタつりわぱん 250円」や「京都なないろソフトクリーム 400円」などがあります。
単品で350円のとホットドッグと300円のドリンク、塩キャラメルポップコーンのSサイズの3つがセットになった「お得3点セット」が600円となっており、かなりお得です。

京都美山牛乳のソフトクリーム

 子どもたちは、ここに来る直前に京都水族館でそれぞれソフトクリームとポップコーンを食べていましたので、奥さんが「京都美山牛乳ソフト 300円』を食べていました。
私も少しもらって食べたら、甘さ控えめで、あっさりしていて美味しかったです。

本当に京都水族館の真横です

京都市電ひろばと京都水族館

エントランスから徒歩1分

 写真の左側が市電ひろばで、右側が京都水族館です。
本当に真横なので、ぜひ小さいお子さんがいる方は水族館の帰りに寄ってみて下さいね(^^

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