京都の由良川に住む生きものたち

※この記事は7分くらいで読めます公開日:2015年01月11日
更新日:2015年01月11日

由良川を再現した3つの水槽

 京都水族館は海に住む生きものたちだけではなく、京都の鴨川や由良川を再現した『京の川ゾーン』があります。
由良川は日本の河川の長さランキングで20位に入る京都府北部の川で、京の川ゾーンでは由良川の上流・中流・下流をそれぞれ3つの水槽で再現しています。
由良川に住むイワナやヤマメ、鯉などをじっくりと見て下さい(^^

【このページの目次】

由良川を再現した水槽の場所

京都水族館の地図

 由良川に住む生きものたちは、オオサンショウウオのいる『京の川ゾーン』の一番最後の大きな水槽になります。
※ マップをクリックでパンフレットのスキャン画像を表示

由良川の上流に住む生きものたち

由良川の上流を再現した水槽

イワナやヤマメ

 由良川は京都府北部から若狭湾まで流れる約150kmの長い川で、日本の河川の長さでは20位になります。
 由良川を再現した水槽の一番右側が上流に住む生きものたちになり、イワナやヤマメなどが暮らしています。
小さい頃、徳島でイワナを手づかみで捕まえるというイベントで、すごく難しかったのを今でも覚えています。

イワナとヤマメ

 さて、この写真に写っている2匹の魚がイワナとヤマメなのですが、一見同じように見えますよね(^^;
一番特徴的なのが、イワナの体にある白い斑点です。これですぐに上の魚がイワナだと分かります。
ヤマメは体の側面に小判上の長い模様が特徴的です。
京都水族館に行ったら、一緒に行った人に教えてあげましょう。

由良川の中流に住む生きものたち

由良川の中流を再現した水槽

イトモロコやオイカワ

 続いては真ん中の、由良川の中流を再現した水槽になります。
ここではオイカワなどの比較的小さい魚が多く泳いでいる光景を見ることが出来ます。

オイカワのオス

 写真中央付近に少し大きなオイカワがいるのが分かりますでしょうか。
夏になるとオイカワのオスは青・緑・朱色の婚姻色と呼ばれる非常に綺麗な色になります。
この写真は1月初旬ですが、まだほんの少し鮮やかな色が残っているのが分かります。
オスとメスの見分け方は、オスの方が体が大きく、ヒレも大きいです。

由良川の下流に住む生きものたち

由良川の下流を再現した水槽

巨大な鯉

 最後は川の下流に住む生きものたちになります。
鯉やウグイ、ギンブナたちが暮らしています。
私はまだ見たことがありませんが、鰻もいるそうです。

大きな鯉

 その中でも圧倒的な存在感を示しているのは、こちらの大きな鯉です。
全長1m近くありそうで、子どもたちに人気です。
中学生の時に徳島で1m以上の鯉を釣った時は、引きが凄かった記憶があります。
もう20年近く前の話ですが(^^;

由良川に住む生きものたちの紹介

 上流の水槽の右横に、水槽にいる生き物たちが写真付きで紹介されています。
この京都水族館チャンネルで色んな生きものたちを紹介しているとよく思うのですが、生きものたちを「知る」ことが「見る」ときの楽しみを増してくれます。
ぜひ色んな生き物たちを知ってもらえると嬉しい限りです(^^

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